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こんにちは。飲食店繁盛会タルイです。
あのですね、またしても、このワンミニに対して嬉しいメールをいただきました。
「毎回じっくり考えさせられ、本当にこれを無料で教えていただいていいのかしら・・・?と、ありが
たくも申し訳なく思います(とはいえ、どうかお金取らないでくださいね)。」
ふふふ。ありがとうございます。タルイは昔から天邪鬼でひねくれモノの反面・・・
「褒められると伸びる子」でした。
さて、ワンミニの内容がお金取れるレベルなのかは実はよくわかりません。
理由は、他のコンサルタントのメルマガを読まないから規準が分からないこともありますし、毎回「コレは有料ネタだろうか?」と出し惜しみを考えるのもめんどくさいしですし、
もっといいますと、「本質じゃない、小手先の部分はいくら書いてもいいんじゃないか?」と思ってます。はい。
ただ「本質はなに?」と聞かれますと言葉でうまく説明できないところが多いのですが・・・
クライアントさんのお店に行って最初に【なんとなく】感じることだったり、【なんとなく】見て、聞いて、感じることだったりする「【なんとなく】の科学」の部分だと考えてます。
離見の見
今回の「離見の見」は本質の一つだと思います。
「離見の見」は、能の世阿弥の「花鏡」のなかの秘伝で、「離見」とは客観的に見られた自分の姿です。そのコツは「目前心後」にあるとされ、「目は前をみて、心(意識)は後ろに置くこと」だそうです。店の中を舞台と考え、自らの意識を自分の体の後ろ側から出すイメージで、お客さんから見た自分の後ろ姿を見つめることで主客一体になる等経営書や体術の本に書いてありますが、書かれていますが・・・
「できるわけねーだろ、このタコ」ですね。幽体離脱じゃないんだから。
人間は同時に二つの視点を持つことはできない、ということはすでに科学で解明されています。
ただ、世阿弥の言いたかった「離見の見」には、超人的な残留思念のような特殊能力以外に2種類の意味があると考えます。
1.【心がけ】としての「離見の見」
お客さんから見える自分を意識するということですね。もちろん【心がけ】で終わらせないトレーニング方法もありますよ。オススメは【ビデオ撮影】ですね。あなたの仕事風景を客席から撮影してください。ね、カンタンでしょ。
メジャーリーグのベンチ裏にはビデオモニターが設置してあって、三振したバッターはその直後に自分のバッティングシーンを確認できるそうです。
さてもう一つの【離見の見】は・・・
2.自分とお客さんの間に意識を置く
意識を後ろに置くというよりは上空に置くということです。しつこいですが幽体離脱ではございません。つまりは【俯瞰】。あるいは【鳥瞰】ともいいますね。
この視点は、ボクが始めてサッカーをスタジアムで観戦したときにハッとさせられた経験からきています。中学時代にグラウンドを走りまわった時に見えた自分の視点しかなかったものですから、スタジアムの最上段、上からの角度のサッカーは新鮮でした。
同時に、強いチームほど整列された陣形を保ちながらプレーしていることに気づかされました。
営業中にも鳥瞰の視点をもって
これは飲食店でも同じなんです。
繁盛店ほど、整列されたオペレーションを保ちながら営業している。バタバタしていない。バタバタしている店ほど、お客さんから見て見苦しくて落ち着かない店です。実際に、この鳥瞰の視点を店で持つと、あなたは店の司令塔であり、ファンタジスタ。 そう、飲食業界の中村俊輔になれますよ。
そして鳥瞰という視点は、一度身につけたからいっても反復しないと失ってしまう能力です。ボクも定期的に店の現場に出るのは、それが理由です。
みなさんも2種類の【離見の見】、見る角度と視点を切り替える方法を取り入れてみてください。
(執筆:タルイタケシ)
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