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事件はいつでも、現場で起こっているわけですからね
こんにちは。飲食店繁盛会タルイです。さて、前々回のワンミニ「実は失敗は予測できます」の内容について嬉しいメールをいただきました。
「今回のメール内容も、最近実際クレームで体験致しました。現場(店舗)を離れると
薄れてくる内容ですが、現場(店舗)にいますと、タルイさんからのメール内容は、
随所に参考になり、またそれが何かしら、毎日いろいろ起こっているのが現実です。
その出来事をどう解決していくかを考え、そして具体的に試行錯誤して解決する事が
毎日の仕事のひとつでもあると思います。失礼ですが、タルイさんは実際に現場で
やってきたからこそ、内容や、疑問や、問題や、取り組みや、解決策など説得力あると
私は思います。これからも宜しくお願いします。有難う御座います。」
こちらこそ有難う御座います。このワンミニは年商500億円の社長さんから、ご夫婦で経営されている飲食店の方まで、幅広い方に読んでいただいてますけど題材を、「現場(店舗)で起こるモノ・コト」にしているのは、どの立場の人にもワンミニを読んだ後に、いつでも現場風景をイメージして考えていただきたいからです。事件はいつでも、現場で起こっているわけですからね。
というわけで今回も、ボクの現場経験のなかからの話です。
25000ドルのアイデア
ご存知かも知れませんが、アメリカに「25000ドルのアイデア」と言われる有名な話があります。1900年のはじめ、当時アメリカ最大の鉄鋼会社ベツレヘム・スチールの社長チャールズ・シュワップ氏を訪問したコンサルタントのアイビー・リー氏は、「あなたの会社の能率を50%以上改善できる方法があります」と、次の提案を行いました。
「ここに一枚の紙がある、明日すべき仕事をここにメモしてくれ」それは、毎日「明日すること」を6項目書き、それぞれの仕事の重要度に応じて番号をつけ、翌日に番号の(1)から順に仕事にとりかかる。それを最後までやり遂げたら、次の番号(2)、それから(3)、(4)と取り組んでいく。大切なことは、この方法を毎日続けるということです。
つまり、その日しなければならない仕事の重要度と優先順位を決め、行動予定を書き、かたくなに予定通りに仕事を推し進めることです。最後にアイビー・リー氏はチャールズ・スワップ氏に一言。「そして、効果を認めたら、私に妥当な料金を払ってほしい」カッコいいですね。シュワップ社長は早速そのことを実行し、大変な生産性を上げることが出来ました。
その結果、アイビー・リー氏は破格の報酬を手に入れることが出来たのです。その額 25000ドル。当時のお金でフォードが10台買えたそうです。これってスゴいことでしょ?では、仕事の重要度と優先順位はどうやって決めますか?
飲食店は時間作りがタイトですが、作業段取りが決まっていたらカンタン
飲食店、特に店レベルですと、毎日の日常業務が時間帯ごとにワークスケジュール化されてますので、時間作りはタイトです。ボクの経験からすると、「優先順位を考えている時間がもったいない」のです。
段取りは必要なのですが、もしもみなさんの店で、アイドル時間のワークスケジュール、作業段取りが決まっていたら、カンタンです。優先順位は「いつでもできると思っている仕事」から片付けてください。「いつでもできる仕事」は「いまやらなくてもいい仕事」になりがちです。
例えば、お客さんに礼状を出すという作業。いつでもできると思っていて、結局書かなかったことありませんでした?昔に比べ、飲食店の現場は、間違いなく忙しくなっています。人件費が使えないこと。商品サイクルが短くなって、新商品の開発などに時間がとられること。そんな中、お店でHPの更新や、メニューブック作成もこなしてしまうS・G・R・M(スーパーグレートレストランマネジャー)な店長さんもいらっしゃいます。
仕事の重要度とは、スピード化が要求されます。競合店と店のキャラがカブってましたら、先にやったもの勝ち。後発でもスピードのある店のほうが強いですからね。
(執筆:タルイタケシ)
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